
Openofficeで雑に作り、Calibreをインストールして起動しました。
どうすればいいですか?

OpenOfficeで作成した原稿をCalibreを使ってEPUB形式に変換する手順を以下に示します。CalibreでEPUBに変換した後、Sigilで必要な修正や調整を行います。
ワープロファイルをCalibreでEPUBに変換する手順
ステップ 1: OpenOfficeで原稿を作成・保存
- 原稿作成
- OpenOffice Writerで原稿を作成します。見出し(Heading 1、Heading 2など)を設定し、画像を挿入します。
- ファイルの保存
- 作成した原稿をOpenDocumentテキスト形式(.odt)で保存します。ファイル名はわかりやすいものにしておきます。
ステップ 2: Calibreを使ってEPUBに変換
- Calibreの起動
- Calibreを起動します。
- 書籍の追加
- Calibreのメインウィンドウで「書籍の追加」ボタンをクリックし、OpenOfficeで保存した.odtファイルを選択して追加します。
- 書籍の変換
- 書籍を選択し、「書籍の変換」ボタンをクリックします。変換ウィンドウが開きます。
- 出力形式の選択
- 変換ウィンドウの右上で「EPUB」を出力形式として選択します。
- メタデータの編集
- タイトル、著者、言語などのメタデータを必要に応じて編集します。
- 変換の実行
- 設定が完了したら、右下の「OK」ボタンをクリックして変換を開始します。変換が完了すると、EPUBファイルが生成されます。
Sigilのインストールから編集までの大まかな流れ
ステップ 3: Sigilを使ってEPUBを編集
- Sigilのダウンロードとインストール
- まだインストールしていない場合は、Sigil公式サイトからダウンロードし、インストールします。
- EPUBファイルの開く
- Sigilを起動し、Calibreで変換したEPUBファイルを開きます。
- 編集と調整
- Sigilを使ってEPUBファイルを編集します。
- テキストの修正: テキスト内容を修正したり、スタイルを調整します。
- 画像の位置調整: 画像の位置やサイズを調整します。
- 目次の生成: Sigilの目次生成機能を使って、目次を自動生成します。見出しをもとに目次を作成します。
- スタイルシートの設定: 必要に応じてCSSファイルを編集し、書籍全体のスタイルを整えます。
- Sigilを使ってEPUBファイルを編集します。
- プレビューと検証
- Sigil内でEPUBファイルをプレビューし、表示が正しいか確認します。必要に応じて修正を行います。
- 保存
- 完成したEPUBファイルを保存します。
補足
- 目次の生成: Sigilで目次を生成する際は、「ツール」メニューから「目次の作成/編集」を選択し、適切な見出しを選んで目次を自動生成します。
- 検証: 作成したEPUBファイルを検証するために、EPUB Validatorなどのツールを使ってEPUBの整合性をチェックします。

この手順に従って、OpenOfficeで作成した原稿をEPUB形式に変換し、Sigilで編集・調整を行うことで、質の高い電子書籍を作成できます。成功を祈っています!

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