
kindleって審査あるよね?
厳しいかな?

はい、Kindle Direct Publishing (KDP)を通じてAmazonで電子書籍を出版する際には審査があります。審査は、主に以下のような点を確認するために行われます。
Kindleの審査は内容のクオリティよりも体裁が整っているかが重要
KDPの審査基準
- コンテンツの適法性と適切性:
- 著作権を侵害していないか。
- 不適切な内容(わいせつ、暴力、ヘイトスピーチなど)が含まれていないか。
- ファイルの形式と品質:
- 電子書籍のフォーマット(EPUB、MOBIなど)が正しく、読みやすいか。
- 画像やテキストの品質が適切であるか。
- 書籍内にリンク切れや壊れたファイルがないか。
- メタデータの正確性:
- タイトル、著者名、説明文などのメタデータが正確で、一貫性があるか。
- メタデータが誤解を招くものでないか。
- 書籍の内容と一致しているか:
- 書籍のタイトルや説明文が内容と一致しているか。
- 読者を欺くような記述がないか。
審査プロセス
- 提出:
- KDPのアカウントにログインし、書籍の詳細を入力し、ファイルをアップロードします。
- 審査:
- 提出後、KDPのチームが書籍を審査します。審査には通常24~72時間かかります。
- 結果通知:
- 審査が完了すると、KDPからメールで結果が通知されます。承認されれば、書籍はAmazonで販売されます。不承認の場合は、問題点が指摘され、修正のためのガイドラインが提供されます。
審査に通るためのポイント
- 正確なメタデータ:タイトル、著者名、説明文などを正確に入力し、内容と一致させます。
- コンテンツのクオリティ:誤字脱字のチェック、画像の品質確認、フォーマットの整合性などを確認します。
- 著作権の確認:自分の著作物であることを確認し、他人の著作権を侵害しないようにします。
- 適切なフォーマット:EPUBやMOBI形式が正しく機能し、すべてのリンクや画像が正しく表示されることを確認します。
まとめ

KDPの審査は厳しい面もありますが、基本的な基準を満たしていれば問題なく通過します。事前にしっかりと準備を行い、ガイドラインに従って出版プロセスを進めることが重要です。何か問題があった場合も、指摘された点を修正して再提出することができますので、安心して進めてください。
厳しいのは内容のクオリティではなく体裁

内容のクオリティとかはあまり見られないんだ?

Kindle Direct Publishing (KDP)の審査において、内容のクオリティそのものが厳しく評価されることは一般的にはありません。KDPの審査は主に以下のような点に焦点を当てています:
- コンテンツの適法性:
- 著作権侵害がないか。
- 公序良俗に反する内容が含まれていないか。
- フォーマットと技術的な品質:
- ファイル形式が正しいか(EPUB、MOBIなど)。
- 画像やテキストが正しく表示されるか。
- ファイルにエラーがないか。
- メタデータの正確性:
- タイトル、著者名、説明文などが正確か。
- 誤解を招く内容でないか。
内容のクオリティに関する考慮点
KDPは一般に内容のクオリティ(文章の質や構成など)について厳密な評価を行いませんが、以下の点に注意する必要があります:
- 読者からのフィードバック:
- 低品質なコンテンツは読者からの評価が低くなる可能性があり、販売に影響を与えることがあります。
- 読者レビューは他の潜在的な読者にとって重要な指標となります。
- リターン率:
- 読者が購入後すぐに返金を要求する場合、Amazonのアルゴリズムによりその書籍が低評価される可能性があります。
- 内容の明確さと誤解を招かない記述:
- 説明文やタイトルが内容と一致していない場合、読者が不満を感じることがあります。
- 読者を誤解させるような記述は避けるべきです。
推奨される準備
内容のクオリティを向上させるための基本的な準備を行うことが重要です:
- 校正と編集:
- 専門の校正者や編集者に依頼して、誤字脱字や文法ミスを修正します。
- ベータリーダーの利用:
- ベータリーダーに読んでもらい、フィードバックを受け取ります。
- 専門家の意見:
- 専門分野に関する書籍の場合、専門家に内容を確認してもらいます。
- 自己チェック:
- 自分でも何度も読み直し、内容の整合性や誤りがないか確認します。
まとめ

KDPの審査では、内容のクオリティそのものは厳しくチェックされませんが、読者の評価やフィードバックが販売に大きな影響を与えるため、高品質なコンテンツを提供することが重要です。適切な校正と編集を行い、内容が正確で誤解を招かないようにすることで、読者の満足度を高めることができます。
Kindleへの登録手順

一応、完成したのでAMAZON Kindleへの登録をしようと思います。

おめでとうございます!
登録手順を簡単にご紹介します。
Amazon Kindleへの登録手順
- KDPアカウントの作成:
- まず、Kindle Direct Publishing (KDP)にアクセスし、Amazonアカウントでサインインします。Amazonアカウントを持っていない場合は、新規に作成してください。
- 本の情報を入力:
- KDPのダッシュボードから「本を作成」または「+電子書籍 Kindle」をクリックします。
- タイトル、サブタイトル、シリーズ情報(あれば)、著者名、出版社、説明などの書誌情報を入力します。
- 出版権の設定:
- この本の出版権を持っているか、パブリックドメインの作品であるかを選択します。
- キーワードとカテゴリー:
- 検索キーワードとカテゴリーを選びます。これは、読者があなたの本を見つけやすくするために重要です。
- eBookコンテンツのアップロード:
- 完成したEPUBファイルをアップロードします。Calibreで生成したEPUBファイルをここで選択します。
- カバー画像もアップロードします。カバー画像が必要な場合は、事前に用意しておきます。
- プレビューと修正:
- アップロードしたコンテンツをプレビューして、表示に問題がないか確認します。KDPのプレビューツールを使って、実際のデバイスでの見え方を確認することができます。
- 価格設定:
- 本の販売地域、ロイヤリティオプション(35%または70%)、および価格を設定します。
- 権利とロイヤリティ:
- 権利の管理(DRM)の有無を選択します。DRMは、著作権保護を強化するためのオプションです。
- ロイヤリティの設定もここで行います。
- 出版:
- 最終確認を行い、「Kindle本を出版する」をクリックして、出版プロセスを完了します。
注意点
- キーワードとカテゴリーの選定: SEO効果を高めるために、適切なキーワードとカテゴリーを選ぶことが重要です。
- プレビューの確認: 実際に読者がどのように見るかを確認するために、プレビューを入念に行いましょう。
- 価格とロイヤリティ: 適切な価格設定を行い、ロイヤリティオプションを理解して選びましょう。

これで、あなたの電子書籍がAmazon Kindleで販売される準備が整いました。出版後、プロモーション活動も積極的に行い、読者にリーチすることをお勧めします。成功を祈っています!
効果的に販売するためのマーケティング

kindleで売っても、ただ売るだけじゃ、
売れないかな?人の目につかない?

ただAmazon Kindleに書籍をアップロードするだけでは、多くの読者に見てもらうことは難しいです。効果的に売るためには、いくつかのマーケティング戦略を取る必要があります。以下に、Kindle書籍の販売を促進するための具体的な方法をいくつか紹介します。
最適なメタデータの設定
- タイトルとサブタイトル:魅力的でわかりやすいタイトルをつけ、サブタイトルでさらに内容を補足します。
- 説明文:読者の興味を引く説明文を書き、キーワードを適切に散りばめます。箇条書きを使って内容のポイントを簡潔に伝えるのも効果的です。
- キーワード:関連するキーワードを設定し、検索結果に表示されやすくします。
2. カテゴリの選択
- 適切なカテゴリの選択:書籍に最適なカテゴリを選びます。競争の激しいカテゴリではなく、少しニッチなカテゴリを選ぶことで、ベストセラーリストに入りやすくなります。
3. カバーのデザイン
- プロフェッショナルなカバー:目を引く、プロフェッショナルなカバーを作成します。カバーは購入者の最初の印象を決定づける重要な要素です。
4. レビューの獲得
- 初期レビューの獲得:友人や家族、ベータリーダーに読んでもらい、正直なレビューをもらいます。初期のレビューは購買意欲を高めるために重要です。
5. プロモーション
- Kindle SelectとKindle Unlimited:KDP Selectに登録すると、Kindle Unlimitedの読者に書籍を提供することができ、また無料プロモーションや割引キャンペーンを利用することができます。
- 無料プロモーションと割引:一時的に無料にしたり、割引を行うことで、多くの読者に知ってもらうきっかけを作ります。
6. ソーシャルメディアの活用
- SNSでのプロモーション:Facebook、Twitter、InstagramなどのSNSを活用して、書籍の情報を広めます。特に作家専用のページを作成し、定期的に更新することが効果的です。
- ブログやウェブサイト:自分のブログやウェブサイトを持ち、書籍の内容や執筆過程をシェアします。
7. メーリングリストの活用
- ニュースレターの配信:読者に向けてニュースレターを配信し、新作の情報やプロモーション情報を提供します。
8. コラボレーションとネットワーキング
- 他の著者とのコラボ:同じジャンルの他の著者とコラボレーションし、相互にプロモーションを行います。
- 作家コミュニティへの参加:作家コミュニティやフォーラムに参加し、ネットワーキングを行います。
9. 広告の活用
- Amazon広告:Amazon内で広告を出し、特定のキーワードでの表示回数を増やします。
- ソーシャルメディア広告:Facebook AdsやInstagram Adsを利用して、ターゲットとなる読者層にリーチします。
まとめ

Kindleで書籍を販売するには、適切なマーケティング戦略が不可欠です。メタデータの最適化、プロフェッショナルなカバーの作成、レビューの獲得、ソーシャルメディアの活用など、複数の方法を組み合わせて効果的にプロモーションを行いましょう。これらの戦略を実行することで、書籍がより多くの読者の目に触れ、販売が促進されます。

オーケイ ありがとう。
このままいけそうだ。

それは素晴らしいですね!電子書籍の制作と販売は初めての経験だと少し大変に感じるかもしれませんが、しっかりと計画を立てて進めれば成功する可能性は大いにあります。
ロイヤリティオプションはどっちにしたらいいの?

ロイヤリティオプションはどっちにしたらいいんですかね?

ロイヤリティオプションの選択は、以下の要因を考慮して決めると良いでしょう。Amazon Kindleでは、35%と70%の2つのロイヤリティオプションが提供されています。
70%ロイヤリティオプション
- 条件:
- 本の価格が$2.99〜$9.99の範囲内である必要があります。
- 配信コストが発生します($0.15/MB)。
- 米国、カナダ、英国、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、日本、ブラジル、メキシコ、インド、オーストラリア、オランダなどの特定の地域で販売される必要があります。
- 利点:
- 価格範囲内であれば、より高いロイヤリティを受け取ることができます。
- 多くの作家にとって、70%のロイヤリティは魅力的です。
35%ロイヤリティオプション
- 条件:
- 本の価格に制限はありません($0.99以上)。
- 配信コストは発生しません。
- すべての地域で販売可能です。
- 利点:
- 価格設定が自由で、低価格や高価格の本でも対応可能です。
- 配信コストが発生しないため、特に容量が大きい書籍には有利です。
選択のポイント
- 価格設定:
- もし$2.99〜$9.99の価格範囲で販売する予定であれば、70%ロイヤリティを選ぶのが良いでしょう。
- それ以外の価格帯で販売する場合は、35%ロイヤリティが適しています。
- 配信コスト:
- 書籍のファイルサイズが大きい場合、配信コストが発生する70%ロイヤリティオプションは収益に影響を与える可能性があります。特に多くの画像やメディアを含む書籍は注意が必要です。
- 対象地域:
- 70%ロイヤリティオプションは特定の地域に限定されているため、これらの地域での販売が主なターゲットであれば、70%が有利です。
- 市場戦略:
- 価格を低く設定して大量に販売する戦略の場合は、35%の方が良いかもしれません。
- 高品質なコンテンツを提供し、それに見合った価格を設定する場合は、70%の方が利益率が高くなります。
まとめ
- $2.99〜$9.99の価格帯で販売し、対象地域での販売が主な場合は、70%ロイヤリティを選びましょう。
- それ以外の価格帯や大容量のファイル、配信コストを避けたい場合は、35%ロイヤリティが適しています。

200MBの本だと配信コストが0.15*200で30$…
一冊毎に…およそ3000円以上でしょうか?

配信コストの計算についてお話しします。
Amazonの配信コストは、70%ロイヤリティオプションを選択した場合に適用されます。具体的には、1MBあたり$0.15のコストが発生します。このコストは、書籍のファイルサイズに基づいて計算されます。
配信コストの計算
- 書籍のファイルサイズ: 200MB
- 配信コスト: $0.15/MB
計算式は以下の通りです。 200MB×$0.15/MB=$30200MB×$0.15/MB=$30
したがって、200MBの本の配信コストは$30になります。これを日本円に換算すると、1ドル=100円の場合で計算するとおよそ3000円以上となります。
ロイヤリティの計算例
以下に具体的なロイヤリティの計算例を示します。
70%ロイヤリティオプションの場合
仮に本の価格を$9.99とします。
- 売上金額: $9.99
- 配信コスト: $30
- ロイヤリティ: (売上金額−配信コスト)×0.7(売上金額−配信コスト)×0.7 ($9.99−$30)×0.7=−$20.01($9.99−$30)×0.7=−$20.01
この場合、配信コストが売上金額を超えているため、収益がマイナスとなります。
35%ロイヤリティオプションの場合
仮に本の価格を$9.99とします。
- 売上金額: $9.99
- 配信コスト: なし
- ロイヤリティ: 売上金額×0.35売上金額×0.35 $9.99×0.35=$3.50$9.99×0.35=$3.50
この場合、配信コストが発生しないため、収益は$3.50となります。
結論

ファイルサイズが大きい場合(例えば200MB)、70%ロイヤリティオプションを選択すると配信コストが非常に高くなるため、収益がマイナスになる可能性があります。このような場合は、35%ロイヤリティオプションを選ぶ方が適しているでしょう。35%ロイヤリティオプションでは配信コストが発生しないため、確実に収益を得ることができます。
書籍のファイルサイズと価格設定を考慮し、最適なロイヤリティオプションを選んでください。

画像をたくさん使用していてファイルサイズが大きかったら、
35%しか選択肢ないですやん

確かに、ファイルサイズが大きい場合(200MB)には、70%ロイヤリティオプションを選択すると配信コストが非常に高くなるため、実質的に35%ロイヤリティオプションしか選択肢がないと言えます。

あ、
ファイルをアップロードしたら
200MBのファイルが最適化されて
軽量化された。

Your book file size after conversion is 33.55 MB.
って事は約34MBになるのかな。
これなら0.15*34でおよそ配信コストが5$くらいかな?
それでも高いけど

はい、おっしゃる通りです。約34MBのファイルサイズであれば、配信コストはおよそ5ドルになります。配信コストが高く感じられるかもしれませんが、大きなファイルサイズは配信のコストを引き上げる要因の一つです。このような場合、ファイルサイズを削減する方法や、他の配信オプションを検討することが重要です。

画像をたくさん使った本を売ろうとしたら実は、
Amazon Kindleは適してなかったか…
大人しくEtsyとかで画像集とかで売った方が良かったかな…

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